ジョージアの辛口アンバーワイン ・ カヘティ ・ PDO

カルデナヒ

Kardenakhi ・ კარდენახი

カルデナヒ(Kardenakhi)とは、ジョージア・カヘティ地方のグルジャアニ市、アラザニ川右岸のカルデナヒ村の畑で、ルカツィテリを主体に、カヘティの伝統製法で造られる辛口のアンバーワインです。名前は産地呼称(PDO)で、規定を満たしたワインだけが名乗れます。仕様書は、果皮も茎もすべて入れた果醪をクヴェヴリ(土中に埋めた素焼きの甕)だけで発酵させ、翌年2月1日まで果皮とともに置く製法、残糖4g/L以下、アルコール12%以上を定めています。ジョージアの14の「主要PDO」で、アンバーだけを名乗るのはカルデナヒだけ。仕様書はもうひとつ、1926年から造られる白の酒精強化ワインも定めています。2007年に登録番号795として登録されました。

タイプ
辛口のアンバー
白の酒精強化も定める
品種
ルカツィテリ
ムツヴァネ・カフリ、ヒフヴィ約15%まで
産地
カヘティ
グルジャアニ市カルデナヒ村
登録
2007年
登録番号795(12月10日)
根拠の強さ
B
公的資料。PDO仕様書で確認

出典は国立ワイン庁の仕様書(英訳版)。公式の登録ページ(英語) ・ 根拠の強さ(A〜E)の定義は方法論を参照。

01 — 規定

カルデナヒを名乗るための数字。

仕様書は、ブドウの熟度から瓶の中の成分までを数値で定めています。以下は辛口アンバーの数値で、白の酒精強化の数値は一覧表に併記しました。

残糖
4g/L 以下
辛口。果皮とともに最後まで発酵させ、糖をアルコールに変える
アルコール度数
12% 以上
白の辛口(11%)より高い下限。酒精強化は18%
収穫時の糖度
20% 以上
白の辛口(19%)より高い
酸度
5g/L 以上
骨格をつくる酸の下限
収量
10t/ha
ルカツィテリ。ムツヴァネ・カフリは8 t/ha
搾汁
650L 以下
ブドウ 1 t から(1 ha から 6,500 / 5,200 L 以下)
エキス分
22g/L 以上
白の辛口(16)より濃い。果皮から抽出される
畑の標高
350–750m
ツィヴ・ゴンボリ山系北東斜面の下部、3〜4°の緩やかな傾き
仕様の一覧表を開く(全12項目)
カルデナヒの仕様の要点
タイプ辛口アンバー、または白の酒精強化。辛口アンバーの色は濃い琥珀色から麦わら色、酒精強化は淡い黄金色から濃い琥珀色
使用品種ルカツィテリ。ムツヴァネ・カフリとヒフヴィを約15%まで使用できる。いずれも区域内で収穫したもの
地域・区域カヘティ地方グルジャアニ市、カルデナヒ村の行政区域(北緯41°48′・東経45°44′)。ツィヴ・ゴンボリ山系北東斜面の下部、アラザニ川右岸、標高350〜750m。アラザニの水路と幹線道路の間、バクルツィヘ村とアナギ村の境界の間
畑標高350〜750m。畝間1〜3m、株間0.8〜1.5m、幹の高さ60〜90cm。剪定は片側式、ジョージア式両側、または自由
収穫と輸送完熟ブドウのみ、収穫時の糖度20%以上。輸送は木箱・プラスチック箱、またはステンレス製か専用塗装の荷台。ポリエチレンの袋は使用不可
収量ルカツィテリ10t/ha、ムツヴァネ・カフリ8t/ha以下。ブドウ1tからワイン650L以下(1haから6,500L / 5,200L以下)
製法(辛口アンバー)チャチャ(果皮・種・茎の全量)を含む果醪のアルコール発酵を、クヴェヴリのみで行う。発酵後、同じワインでクヴェヴリを満たし、翌年2月1日まで果醪の上に置く
製法(白の酒精強化)発酵中の果醪または果汁にブドウ由来のスピリッツを加える。製造とブレンドには、ブドウのスピリッツ、辛口ワイン、アルコール16%で保存した果汁、果汁またはその濃縮物を使用できる
成分辛口アンバー: アルコール12%以上、残糖4g/L以下、エキス分22g/L以上、酸度5g/L以上。酒精強化: アルコール18±0.5%以上、残糖10±0.5g/L以下、エキス分18g/L以上、酸度4g/L以上
醸造場所ブドウは区域内の畑のものに限る。処理と醸造はカヘティ内、瓶詰めはジョージア国内であればカヘティ外でも可。流通は容器に詰めたもののみ
表示ラテン文字で「KARDENAKHI」、「Protected Designation of Origin」または「PDO」。キリル文字の表記も定められている
登録・管理登録番号795、2007年12月10日。申請者・管理機関は国立ワイン庁

数値は仕様書(英訳版)に基づきます。原語版と相違がある場合は原語版が優先されます。

02 — 産地

カルデナヒの産地、ひとつの村、345ヘクタール。

カルデナヒの区域は、グルジャアニ市のカルデナヒ村の行政区域、ひとつの村だけです。ツィヴ・ゴンボリ山系の北東斜面の下部が3〜4°の角度でアラザニ川へ下る一帯で、畑はアラザニの水路と幹線道路の間、バクルツィヘ村とアナギ村の境界にはさまれた標高350〜750mにあります。仕様書は畑の面積を約345ヘクタールと記しています。

この村は白のグルジャアニの広い区域にも含まれます。同じルカツィテリでも、果汁だけを発酵させれば白のグルジャアニ、クヴェヴリで果皮とともに発酵させればアンバーのカルデナヒと、名乗れる呼称が変わります。醸造はカヘティ内、瓶詰めはジョージア国内で行います。

地域

カヘティ

ジョージア最大のワイン産地。果皮とともにクヴェヴリで発酵させる「カヘティ式」のアンバーワインの本場で、カルデナヒはそれをPDOにした呼称です。

同じ村を含む、白の呼称

グルジャアニ

カルデナヒ村を含むアラザニ川右岸の18村にまたがる、ルカツィテリ主体の辛口白のPDO。果皮を漬けない白はグルジャアニ、漬けるアンバーはカルデナヒ。

03 — 気候と土壌

土の表面は真夏に53℃、気候と土壌を解説。

仕様書は、暑い夏と穏やかな冬、アラザニ渓谷を吹き下ろす冷気、そして礫を含む炭酸塩の褐色土が、この村のルカツィテリに糖度と厚みを与えると説明しています。

7月の土の表面の平均最高温度は53℃(8月は52℃)。腐植炭酸塩の土の表面は年平均15℃、7〜8月の平均でも30℃に達します。この熱が、収穫時の糖度20%以上とアルコール12%以上という、白の辛口より高い規定を支えています。

年平均気温
12.5℃
7〜8月は23.6℃、1月は1.0℃
日照
2,154時間
年間。生育期に1,589時間。快晴の日は年45日、7〜9月に多い
降水量
770mm
年間。うち生育期に585mm(76%)。5月が最多(132mm)
積算温度
3,920℃
10℃以上の積算。4月5日から11月3日までの211日

礫の上の褐色土

仕様書は約345ヘクタールの畑の土壌を12種に分けています。11種は褐色土で、「グリ・ツァラピ」と「アホエビ」という区画に広がります。崩積・洪積性の炭酸塩を含む壌土と粘土、礫の層の上にでき、厚さ60〜120cm、腐植の層は50〜90cm。石の含有率は3〜20%です。

カリウムの多い土

腐植は2〜4.9%、交換性カリウムは28〜90mg/100gと多く、炭酸カルシウムは深くなるほど増えて2〜44%。pHは7.2〜8.2の弱〜中アルカリ性です。残る1種は厚さ110〜120cmの崩積土。

気候と土壌の数値は、仕様書 第10章「品質・評判と地理的区域との結びつき」によります。相対湿度は年72%。積雪は12月中旬から3月上旬、年24日。降雹の多い地帯で年2.9日(多い年は5〜6日)。卓越風は南西(33%)と西(18%)、平均風速1.7m/s。カヘティ・コーカサスの氷河から冷気が北西から南東へ渓谷を下る。

04 — 品種

カルデナヒのブドウは、ルカツィテリを主体に、ムツヴァネ・カフリとヒフヴィ。

仕様書は、区域内で収穫したルカツィテリを主体とし、ムツヴァネ・カフリとヒフヴィを約15%まで使えると定めています。3品種とも、カヘティのアンバーワインを支える白ブドウです。

カルデナヒの主品種ルカツィテリの房。黄金色がかった楕円形の果粒が密に付いた房(イメージ)

Rkatsiteli ・ 白

ルカツィテリ

ジョージアで最も広く栽培される白ブドウ。厚い果皮と骨格のある酸が、果皮とともに発酵させるアンバーワインに向く。

約15%まで

ムツヴァネ・カフリ

カヘティ固有の白ブドウ。仕様書は同じ区域で収穫したものに限り約15%まで使用を認め、収量は8t/haと定めています。香りを添える役割です。

約15%まで

ヒフヴィ

カヘティの希少な白ブドウ。仕様書はムツヴァネ・カフリとあわせて約15%までの使用を認めています。果皮とともに醸すと、厚みと香りを加えるとされます。

05 — 造り方

カルデナヒのアンバーは、クヴェヴリの中で、翌年2月1日まで。

果皮も茎もすべて入れた果醪をクヴェヴリだけで発酵させ、発酵が終わっても果皮の上に置いたまま冬を越す。仕様書が定めるカヘティの伝統製法を、畑から出荷まで順に追います。

  1. 糖度20%まで熟させる

    使えるのは完熟したブドウだけ。収穫時の糖度は20%以上。収量はルカツィテリ10t、ムツヴァネ・カフリ8t以下(1haあたり)。

  2. 傷めずに運ぶ

    輸送は木箱かプラスチック箱、またはステンレス製か専用塗装の荷台で。ポリエチレンの袋は使えません。

  3. チャチャごと、クヴェヴリで発酵

    果皮・種・茎をすべて含む果醪(チャチャ)を、土中に埋めたクヴェヴリだけで発酵させます。糖は4g/L以下まで減り、アルコールは12%以上に。

  4. 翌年2月1日まで、果皮の上で

    発酵が終わったら同じワインでクヴェヴリを満たし、翌年2月1日まで果醪の上に置きます。果皮から色と成分が移り、琥珀色とエキス分22g/L以上の厚みが生まれます。

  5. カヘティで醸し、瓶で届ける

    処理と醸造はカヘティ内、瓶詰めはジョージア国内であればカヘティ外でも可。流通できるのは容器に詰めたもので、ラベルには「KARDENAKHI」と「PDO」の表示が入ります。

06 — 歴史

カルデナヒの歴史。8千年のクヴェヴリと、1926年の酒精強化。

仕様書の「人的要因」の章は、ジョージア人が8千年かけて守ってきたクヴェヴリの製法と、ソ連期に生まれた酒精強化ワイン「カルデナヒ」の両方を記しています。

  1. 8000年前〜
    クヴェヴリのカヘティ式製法
    仕様書は、クヴェヴリで醸すカヘティ式のワイン造りが8千年前に始まり、ジョージアの人々がこの製法を「懐に抱くようにして」守り続けてきたと記しています。
  2. 1926年
    酒精強化「カルデナヒ」の誕生
    酒精強化ワインはジョージアの伝統ではなく、ソ連期の1926年に生産が始まりました。カルデナヒはジョージアのポートワイン型の中で最良のひとつとされ、国際品評会で8つの金メダルを獲得。仕様書は「ポルトガルの高品質ワインの好敵手だった」と記しています。1980年代には酒精強化がジョージアのワイン生産量の65%以上を占めました。
  3. 1970年代
    大規模なクヴェヴリの醸造所
    ソ連期にはシュロマ、グルジャアニ、カルデナヒ、ツノリ、ティバアニなどの醸造所に大規模なクヴェヴリの設備がつくられ、1970年代にはその総容量が1,680万リットルを超えました。ドゥルミシゼ、ボクチャヴァ、ベリゼらの研究が、伝統製法の科学的な理解を進めます。
  4. 2007年12月
    PDOとして登録
    登録番号795、12月10日。申請者は国立ワイン庁。辛口アンバーと白の酒精強化の2タイプが定められました。
  5. 2013年
    クヴェヴリが無形文化遺産に
    ジョージアの伝統的なクヴェヴリのワイン醸造法がユネスコの無形文化遺産に登録され、仕様書はこれを「伝統製法の承認の頂点」と呼び、この製法を国内外へ広める新たな契機になったと記しています。

07 — 味わい

カルデナヒの味わいとは?

冬を越した果皮が、琥珀色と厚みを与える。

カルデナヒを注いだグラス(イメージ)
  • 色
    濃い琥珀色〜麦わら色
    仕様書が定める色
  • 口当たり
    ボディがあり、ベルベットのよう
    力強く、抽出感がある
  • 香り
    穏やかで柔らかなスパイス
    土地を特徴づける香り。熟成で果実のトーン
  • 甘さ
    残糖 4 g/L 以下
    辛口。果皮とともに最後まで発酵
  • エキス分
    22 g/L 以上
    白の辛口(16)より濃い

仕様書が定める味わい

濃い琥珀色から麦わら色。ボディがあり、力強く、抽出感があり、ベルベットのよう。土地を特徴づける香りと、穏やかで柔らかなスパイスの風味が典型で、熟成により果実のトーンが現れる。

グルジャアニ(白)との違い

同じ村の同じルカツィテリでも、果汁だけを発酵させる白のグルジャアニと、果皮とともにクヴェヴリで醸すアンバーのカルデナヒでは、色も口当たりも違います。カルデナヒは渋みと厚みがあり、エキス分の下限も22g/Lと高く定められています。

カルデナヒの飲み方: 温度と合う料理

白より高め(12〜14℃前後)で供されることが多く、クルミを使ったジョージア料理、豚や鶏の炭火焼き、熟成チーズと合わせる例が紹介されます。酒精強化タイプはデザートや食後に。

08 — 似たPDOと比べる

カルデナヒと似たジョージアワインの違い。

カヘティのアンバーのPDOは、区域と、認められる色の組み合わせで名前が分かれます。数値は各PDOの仕様書によります。

  • カルデナヒ
    カヘティ、グルジャアニ(右岸、1村)
    残糖4g/L 以下
    辛口アンバー(白の酒精強化も)
    ルカツィテリ、ムツヴァネ・ヒフヴィ約15%
  • ティバアニ
    カヘティ、シグナギ(右岸)
    残糖4g/L 以下
    辛口アンバー
    ルカツィテリ
  • カヘティ(カフリ)
    カヘティ全域
    残糖4g/L 以下
    白・アンバー・赤・ロゼ
    ルカツィテリ、ムツヴァネほか
  • カヘティ、グルジャアニ(右岸、18村)
    残糖4g/L 以下
    辛口白
    ルカツィテリ、ムツヴァネ約15%
  • カヘティ、グルジャアニ(右岸)
    残糖4g/L 以下
    辛口赤
    サペラヴィ100%

09 — 名乗る条件

カルデナヒを名乗る条件は、4 つ。

区域・品種・製法・成分。国立ワイン庁の仕様書が定める 4 つを満たしたワインだけが、カルデナヒを名乗れます。

カルデナヒのラベルが貼られたアンバーワインのボトル(イメージ)
  1. 区域カヘティ、グルジャアニ市カルデナヒ村の畑(約345ha)。醸造はカヘティ内
  2. 品種ルカツィテリ主体。ムツヴァネ・カフリとヒフヴィは約15%まで
  3. 製法糖度20%以上で収穫し、チャチャごとクヴェヴリで発酵。翌年2月1日まで果皮の上に置く
  4. 成分残糖 4 g/L 以下、アルコール 12% 以上、酸 5 g/L 以上、エキス分 22 g/L 以上

クヴェヴリ以外では造れない

仕様書は辛口アンバーの発酵を「クヴェヴリのみ」と定めています。ステンレスタンクで果皮とともに発酵させたアンバーワインは、同じ村のルカツィテリでもカルデナヒと名乗れません。

アンバーと、酒精強化

「KARDENAKHI」のラベルには辛口アンバーと白の酒精強化の2タイプがあります。前者はアルコール12%以上の辛口、後者は18%前後で残糖10g/L前後の甘めのワイン。裏ラベルの度数と種類で見分けます。

名前は商標ではなく PDO(原産地呼称)。申請者は国立ワイン庁で、規定に適合したワインだけがこの名前を名乗れます。ボトルの写真はイメージです。

10 — よくある質問

よくある質問。

カルデナヒとは、どんなワインですか?

ジョージア東部カヘティ地方、グルジャアニ市のカルデナヒ村の畑で、ルカツィテリを主体に、果皮も茎も含む果醪をクヴェヴリで発酵させて造る辛口のアンバーワインです。翌年2月1日まで果皮の上に置く製法が仕様書で定められ、残糖4g/L以下、アルコール度数12%以上、エキス分22g/L以上。名前は産地呼称(PDO)で、2007年に登録されました。仕様書は白の酒精強化ワインも定めています。

アンバーワインとは何ですか?

白ブドウを果皮とともに発酵させ、琥珀色に仕上げたワインです。オレンジワインとも呼ばれます。カヘティでは伝統的にクヴェヴリ(土中に埋めた素焼きの甕)で造り、カルデナヒはその製法をPDOの規定にしたものです。

カルデナヒは甘いワインですか?

辛口アンバーは辛口で、仕様書は残糖を4g/L以下と定めています。ただし同じ名前で白の酒精強化ワイン(アルコール18%前後、残糖10g/L前後)も定められているので、ラベルの度数と種類で見分けます。

カルデナヒに使うブドウは何ですか?

ルカツィテリが主体で、同じ区域で収穫したムツヴァネ・カフリとヒフヴィを約15%まで使えます。収穫時の糖度は20%以上で、白の辛口のPDO(19%)より高く定められています。収量はルカツィテリ10t/ha、ムツヴァネ・カフリ8t/ha以下です。

どこで造られますか?

ジョージア東部、カヘティ地方のグルジャアニ市カルデナヒ村です。区域はこのひとつの村の行政区域だけで、ツィヴ・ゴンボリ山系の北東斜面の下部、アラザニの水路と幹線道路の間の標高350〜750mにある約345ヘクタールの畑です。醸造はカヘティ内、瓶詰めはジョージア国内で行います。

いつから造られていますか?

仕様書によれば、クヴェヴリで醸すカヘティ式の製法は8千年前にさかのぼります。酒精強化の「カルデナヒ」は1926年から造られ、国際品評会で8つの金メダルを得ました。PDOとしての登録は2007年12月10日(登録番号795)です。

グルジャアニとはどう違いますか?

カルデナヒ村は白のグルジャアニの区域にも含まれます。同じルカツィテリでも、果汁だけを発酵させた白はグルジャアニ、クヴェヴリで果皮とともに発酵させたアンバーはカルデナヒと名乗ります。カルデナヒは糖度(20%)、アルコール(12%)、エキス分(22g/L)の下限がいずれも高く定められています。

「KARDENAKHI」と書かれたワインは、すべて同じ生産者のものですか?

いいえ。カルデナヒは商標ではなくPDO(原産地呼称)の名前で、申請者は国立ワイン庁です。複数の生産者がこの名前でワインを造っており、いずれも仕様書の区域・品種・製法・成分の規定に適合している必要があります。

カルデナヒのワインは、どこで買えますか?

ジョージアワインの専門店や輸入元の通販で入手できます。ラベルに「KARDENAKHI」と PDO の表示があるものを選ぶと確実です。辛口アンバーか酒精強化かは、度数と種類の表示で確かめます。

出典と検証。

本ページの規定に関する記述は、国立ワイン庁(LEPL National Wine Agency)が公開するPDO「カルデナヒ」仕様書(登録番号795、2007年12月10日登録)の英訳版に基づきます。気候・土壌・歴史の記述も同仕様書の「地理的要因との関連」の章によります。

根拠の強さ(A〜E)の定義は方法論、出典の一覧は出典ページを参照してください。

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執筆ジョージアワインストア データベース編集部
レビュー編集部(相互確認)
初回公開2026年9月21日
最終確認2026年9月24日
根拠の強さB(公的資料。PDO仕様書・法令)
主要出典国立ワイン庁 PDO仕様書「Kardenakhi」(英訳版)、国立ワイン庁PDO登録一覧
注記味わいと飲み方の記述は一般的傾向。仕様書の数値は英訳版に基づく。歴史の記述(8千年、メダル数など)は仕様書の記載による

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